ありがとうを、どうしても。


そんな時だった。


少し先の方に、
誰かの後ろ姿が見えた。


そう、その後ろ姿、と言うのは、…。


絶対、絶対、横井君で…。


気づけば、
私は横井君へと足を走らせていた。


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