ありがとうを、どうしても。



一気に上昇していく体温。


ドキドキと胸打つ心臓。


「ご、ごめんなさいっ」


どもりながら、出た言葉。


そうなったのには、わけがある。


それは私が、
彼のことをすきだから…。


高い身長と、スッと通った鼻筋。


サラサラの黒髪に、長い手足。


そして、しかも隣の席…!!


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