ありがとうを、どうしても。


まあ、だから邪魔になっちゃった訳なんだけど…。


そう思い、夏実と一緒に場所を移動しようとした時だった。


「あのさー、木川 夏実さんだっけ?」


「そうですけど…」


いきなり、夏実を呼び止めた横井君。


なんだろ?


そう思い、夏実と一緒に振り返った。


そして、そんな夏実に降りかかった言葉は、私を唖然とさせたのだ。


「冗談でもさ、人を傷つけてる時もあるから。よく考えて話せよ」


< 8 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop