純情りゅうせいぐん.
お昼時間、天音と2人で食べている。


天音「そういえば、美星は部活何にする?」

美星「私はー天文部かなー。」

天音「あー(笑)美星、昔っから好きだよねー星とか」

美星「うん。天音は?」

天音「私はー…陸上部のマネかな」

美星「あー(笑)天音、昔っから好きだよねー走るの」

天音「ちょ、真似しないでよ(笑)」

美星「ごめんごめん。」

天音「いえいえ。」



美星「そういえば、なんでマネージャーなの?
天音走っても速いのに」


天音「ああ。言ってなかったっけ?」


美星「うん。なんだなんだ??」


天音「足傷めちゃったんだ…」


美星「え、そうなの?」


天音「……」

美星「……」



天音「うっそーーー!(笑)美星、騙されたー!!
理由はね、まだない(笑)」

美星「え?騙されたわー(笑)」


(ほんとは知ってる。騙したのも嘘だっていうのも。
ほんとに足傷めたんだ…)


天音「……でもね。1ヶ月すれば治るって。だからマネージャー。」

天音は私が思ったことを見透かしたように言う。





美星「そうなんだ…」
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