純情りゅうせいぐん.
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一週間後


葵先生「じゃあー、今日の放課後までに入部の申込書出すことー!」


「はーーい」


葵先生「では、朝のHR終わりまーす」



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放課後


美星「ねえ。天音、一緒に入部届け出しにいこーよ」

天音「だね。でも、誰に出すの?」

美星「葵先生でいんじゃない?」

天音「それもそっか。」

職員室まで届けに行った


葵先生「あ、ごめん。私今日忙しいから顧問の先生に出しに行ってきて」

天音「ええ!!」



私達は慌てた。なぜなら入部届けは6:00までだったからだ。
教室で少し雑談してた、私と天音は。


職員室に顧問がいなかったのでそれぞれ別れて、顧問に渡しに行くことにした。


天音は足ケガしてるけど、なんとか走れてるからまあ大丈夫だ(?)

問題は私。

運動不足それに先週の仮入部色んな部活行ったがほぼ運動部ばっかりで、筋肉痛なのだ。


(はあ。天音に仮入部の場所決めさせるんじゃなかった…)

まあ、ちょっと後悔してた。
そんな事思ってたら、


天文部の部室に着いた。


ガラッ…

美星「あの、天文部の顧問の先生はいますか?!」

??「あれ?もしかして入部届け持ってきた?」

美星「あ、はい!」

??「入りなよ」

部室には、その人しかいなかった。

ドンドンドンドン…

(ん?んん?)


誰かが走ってくる

ガラッ…

(あ。)

星「あの、天文部ってここですよね?」

龍「俺ら入部届け持ってきました。まだ間に合いますか?」

星「お。美星ちゃんじゃん。」

美星「星と龍じゃん。2人もここ入るの?」

龍「おう。こういうの昔っから好きだから」


??「え、とーまあ皆紙は僕に預けてっていいよ」

美星「わかりました」


3人とも、渡し終えると、

??「ようこそ、天文部へ。僕は部長の神山 天真です」

その人は入部届けを見て

天真「えーと、群青美星ちゃん、中谷星くん、春木龍くんね。よろしく。
…て、なんかすごいね、君たちの名前!!」

美星「名前?」

天真「ほら、皆星に関係あるじゃん。」

龍「俺無いっすよ。」

天真「見てごらん」

そういって、紙を縦に並べる


春 木 龍

中 谷 星

群 青 美 星



天真「わかるかな?」

美星「ああ!ほんとだあ!龍星群!?」

天真「合唱曲にもあるしね。」

星「3人あわせて、龍星群☆みたいなね(笑)」

龍「ちっ。俺も入ってんのか。ざんねーん。」

美星「嬉しいくせにーー」

「あはははは」

結構久しぶりにこんなに笑った。
なんか楽しいね。
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