純情りゅうせいぐん.
人生初
キーンコーンカーンコーン…

ガラッッ

私「遅れてすいません!!!」

はい、私。人生初の遅刻です。

「え?だれ?」
「あんな子いたっけ?」
ザワザワザワザワ


(えええ?なんでそんなざわついてるのぉぉぉぉぉお!!?)


先生「はーい。静かにー」
「君、名前は?」

私「ぐ、群青 美星です」

先生「え、えーと…」

と言いながら先生は出席名簿を確認した。

先生「あれ?君の名前ないよ?」
「君、何年何組?」

私「1年3組です」

と、教室は一瞬で笑い声でいっぱいになった。

(え?うそうそうそうそうそ。お願い、やめて。)

だいたいここまでくれば想像できる。

??「ここは、1年2組だよ。お寝坊さん。」

(はああ?!?まあ、そりゃ、遅刻してクラス間違えた私が悪いけど…!!なんかイラつくー!)


「お寝坊さん」と発言をした謎の男子を目で探した。
私は見つけた時はっとした。


(あいつかぁぁぁあ!!)

(でも、またあいつに会うとはな…とほほ…)


そう、それを言ったのは『 りゅう』だった。


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あ、そうだね。りゅうと私の出会いを話そう。
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