純情りゅうせいぐん.
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まあ、こんな感じでして。

帰りのHR終わったあとも会っちゃって。


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天音が先生に用があると言っていたので、私は校舎を周って歩くことにした。


(15分かかるって長すぎでしょ(笑)どんな用なんだろ?)

体育館裏に来た時、角で声がする


??「…め?ほんとにだめ?」

(なんだろ、?)

私はつい見てしまった

龍「むり。てか、会ったばっかで好きになるとかねえだろ。
顔で選ぶ奴ほんとむりだから。じゃあね。」

龍がそう言ってこっちに向かってくる。


(え?どうしよ。隠れられないじゃん。え、)


私は思わずしゃがんだ。


龍「あれー?こんなとこで何やってんの?盗み聞き?感じわるー。」

(あ、みつかった)

私「ち、違うし!!たまたまだよ!」
「てか、さっきの振り方じゃ、可哀想じゃん!」

龍「なんで?俺悪いことしてねーし。会ったばっかで好きとか言ってくる奴のほうが
無神経だと思うんだけど?」

私「ま、まあ、そうだけど…」

(なに。感じわるー!でも、何も言い返せない)

何も言い返せなかった。

天音「あー!いたいた。もう、探したんだよ!」

私「ごめんー!」

私は走って天音のとこへ向かった。

天音「何してたの?」

私「ううん。なんでもない」
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龍はふっと笑う

(なんだよあいつ。変なヤツ)

星「龍!どうした?早く帰ろーよ」

龍「おう」

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これが私たちが初めて龍に出会った話。

あ。それと、星くんね。

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では、今の私に戻ろう、
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