恋するBread*それでもキミが好き
★全力男子(おまけ)
ーー
トイレの中で鏡を見つめる俺、藤村哲哉。
小学生の頃は坊主で、思春期を迎えてから今日までずっとこの髪型だ。
なぜなら俺の髪は天然パーマ略してテンパ、だからだ。
中途半端に伸ばすと、おばちゃんパーマのようになってしまうし、ロン毛にしようもんなら、雷様状態になる。
ツンツンと逆立つ短い毛を気持ち整え、トイレを出た。
「藤村、どうだ?帰れそうか?」
爽やかな笑顔がよく似合うこの男前は、俺の自慢の先輩、高瀬東吾さんだ。
厳しさの中にも優しさがある、いや優しさのほうが分量としては多い。真面目で仕事熱心。
こんだけかっこいいのにも関わらず、遊んでるとか女子社員を手玉にとってるという噂は一切聞いた事がない。
トイレの中で鏡を見つめる俺、藤村哲哉。
小学生の頃は坊主で、思春期を迎えてから今日までずっとこの髪型だ。
なぜなら俺の髪は天然パーマ略してテンパ、だからだ。
中途半端に伸ばすと、おばちゃんパーマのようになってしまうし、ロン毛にしようもんなら、雷様状態になる。
ツンツンと逆立つ短い毛を気持ち整え、トイレを出た。
「藤村、どうだ?帰れそうか?」
爽やかな笑顔がよく似合うこの男前は、俺の自慢の先輩、高瀬東吾さんだ。
厳しさの中にも優しさがある、いや優しさのほうが分量としては多い。真面目で仕事熱心。
こんだけかっこいいのにも関わらず、遊んでるとか女子社員を手玉にとってるという噂は一切聞いた事がない。