恋するBread*それでもキミが好き
「東吾さんが言ってた通り、藤村さんてとってもいい人そうですね」
高瀬さん、俺のことをそんなふうに思ってたんですか?
ヤバい、また泣きそうだ。
「なんか……真紀に会わせたくなってきちゃった」
ま、真紀?真紀って?
「誰ですか、それは。女子ですか?友達ですか?良い子の友達は良い子だって、なんかで聞いたことあります。きっとその真紀って子は」
「ストップ!おまえの話を聞いてたら長くなりそうだから、また今度な。
ふたりでいられる時間が減る」
はぁぁ~、なんてかっこいいこと言うんだ。
全然キザじゃない、ただひたすらかっこいいっす!
「じゃーまた明日な」
高瀬さんは俺に手を振り、美緒さんは軽く会釈をした。
「今度!今度是非!真紀さんに会わせてくださーーーい!」
俺も、俺も、いつかきっと、まだ見ぬ誰かとふたりのような幸せなカップルになりたい。
ふたりの背中が見えなくなるまで、俺は手を振り続けた。
藤村哲哉24歳。
仕事に恋に、今日も全力っす!
ーおまけENDー
高瀬さん、俺のことをそんなふうに思ってたんですか?
ヤバい、また泣きそうだ。
「なんか……真紀に会わせたくなってきちゃった」
ま、真紀?真紀って?
「誰ですか、それは。女子ですか?友達ですか?良い子の友達は良い子だって、なんかで聞いたことあります。きっとその真紀って子は」
「ストップ!おまえの話を聞いてたら長くなりそうだから、また今度な。
ふたりでいられる時間が減る」
はぁぁ~、なんてかっこいいこと言うんだ。
全然キザじゃない、ただひたすらかっこいいっす!
「じゃーまた明日な」
高瀬さんは俺に手を振り、美緒さんは軽く会釈をした。
「今度!今度是非!真紀さんに会わせてくださーーーい!」
俺も、俺も、いつかきっと、まだ見ぬ誰かとふたりのような幸せなカップルになりたい。
ふたりの背中が見えなくなるまで、俺は手を振り続けた。
藤村哲哉24歳。
仕事に恋に、今日も全力っす!
ーおまけENDー