恋するBread*それでもキミが好き
朝の仕事を終えて自宅に戻った私はいつものように机に向かうけど、勉強に集中できない。
「あ~もう!こんなんじゃダメだ!なにもかも中途半端じゃん!」
頭を抱えて机にうつ伏せになっていると、スマホが鳴った。
相手は高校の同級生だった彩矢(あや)だ。特別仲が良いというわけじゃなかったけど、たまに思い出したかのように連絡がくる。
用件は、だいたい予想がつくけど。
「はい」
『美緒久しぶり~元気?』
「うん、まぁ元気かな」
『急なんだけど、明後日暇?飲まない?』
「ふたりで?」
『他にも何人かいるんだけどー』
「つまり飲み会ってことね」
やっぱり。彩矢が電話をしてくるのは、合コンで人数が足りなくなったときくらいだから。
「あ~もう!こんなんじゃダメだ!なにもかも中途半端じゃん!」
頭を抱えて机にうつ伏せになっていると、スマホが鳴った。
相手は高校の同級生だった彩矢(あや)だ。特別仲が良いというわけじゃなかったけど、たまに思い出したかのように連絡がくる。
用件は、だいたい予想がつくけど。
「はい」
『美緒久しぶり~元気?』
「うん、まぁ元気かな」
『急なんだけど、明後日暇?飲まない?』
「ふたりで?」
『他にも何人かいるんだけどー』
「つまり飲み会ってことね」
やっぱり。彩矢が電話をしてくるのは、合コンで人数が足りなくなったときくらいだから。