恋するBread*それでもキミが好き
お酒も良い感じに入ってみんな楽しそうだけど、こういう場が苦手な私はやっぱりチビチビお酒を飲むことしかできない。
「美緒ちゃんてさ、彼氏いないでしょ?」
「ゴホッ、ゴホッ……え?」
いつの間にか隣にすわっていた人が突然あまりにも失礼なことを言い出すから、思わず咳き込んでしまった。
「あーごめん、でも当たりでしょ?」
「は、はい。まぁ」
「勿体ないよー。肌綺麗だし、もっと化粧したら絶対かわいくなると思うよ。なんで化粧しないの?服装だって流行りの感じを取り入れたら印象全然変わるよ」
だって、これが私だから。
このままでいいって、言ってくれたから……。
「美緒ちゃんてさ、彼氏いないでしょ?」
「ゴホッ、ゴホッ……え?」
いつの間にか隣にすわっていた人が突然あまりにも失礼なことを言い出すから、思わず咳き込んでしまった。
「あーごめん、でも当たりでしょ?」
「は、はい。まぁ」
「勿体ないよー。肌綺麗だし、もっと化粧したら絶対かわいくなると思うよ。なんで化粧しないの?服装だって流行りの感じを取り入れたら印象全然変わるよ」
だって、これが私だから。
このままでいいって、言ってくれたから……。