恋するBread*それでもキミが好き
●純粋な思いと仔犬の涙
8月11日
昨日の出来事があったからか、MIYAHARAの看板が見えると少し緊張してしまう自分がいる。
考える間もなく体が動くなんて経験は初めてで、ドラマの主人公のような行動をとってしまったことに正直驚いていた。
店に入ると、そこに彼女の姿はなかった。代わりに宮原さんの奥さんがレジに立っている。
「高瀬さん、先日はすいませんでした」
「いえ、大丈夫ですので気になさらないで下さい」
しばらく迷った挙げ句、結局おからロールだけをレジに持っていき袋を手渡されたとき、宮原さんに言われてしまった。
「ごめんなさいね。美緒ちゃん、しばらくアルバイトは夜だけなんですよ」
自分では分からないが、俺はそんなに残念そうな顔をしてたのか?
恥ずかしいという気持ちを隠すかのように軽く会釈をして店を出た。
昨日の出来事があったからか、MIYAHARAの看板が見えると少し緊張してしまう自分がいる。
考える間もなく体が動くなんて経験は初めてで、ドラマの主人公のような行動をとってしまったことに正直驚いていた。
店に入ると、そこに彼女の姿はなかった。代わりに宮原さんの奥さんがレジに立っている。
「高瀬さん、先日はすいませんでした」
「いえ、大丈夫ですので気になさらないで下さい」
しばらく迷った挙げ句、結局おからロールだけをレジに持っていき袋を手渡されたとき、宮原さんに言われてしまった。
「ごめんなさいね。美緒ちゃん、しばらくアルバイトは夜だけなんですよ」
自分では分からないが、俺はそんなに残念そうな顔をしてたのか?
恥ずかしいという気持ちを隠すかのように軽く会釈をして店を出た。