甘い夢と苦い現実



しばらくコンビニで時間を潰そうかと思いながら入り口から離れた


すると後輩が気づいてこちらに向かってきた


彼女は「今までごめんなさい」と深く頭を下げ謝ってきた


俺とあんな事があった時でさえ


彼女の彼氏だった人は彼女の為に一からやり直していたらしい


俺は怒ってもいないし辛くもない


後輩が幸せでいられる事に嬉しくなる


それとは別で俺の中にはまだ穴が空いていた



< 19 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop