甘い夢と苦い現実



鍵を開け扉を開き部屋入る


いつもなら明かりがついていて彼女がいて


『お帰りなさい』と、俺が返さないのに必ず言ってくれた


リビングに行きテーブルの上にある物を見る


俺がプレゼントしたモノ


その中には


同棲を始める前に結婚の約束をした時に渡した


安物のエンゲージリングもあった


買い直そうとしたが彼女はこれがいいと言って一度も外さずにいてくれた



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