片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「そんなの何かの間違いです」


「間違いはどうか…朝早起きして、貴方の目で確かめてみればいいわ」


私は部屋に戻り、ため息を付く。

小陽さんは何でも出来て、魅力的な女性だ。

でも、彼女は拓真さんの妻で、冬也だって立場は弁えている。女たらしだけど、常識は持っているはず。

私との結婚は偽装結婚だからって人妻の小陽さんに手を出すコトはしないと思う。


何かの間違いだ・・・





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