片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
私は温めておいたワカメの味噌汁をお椀に入れた。
「はい。どうぞ」
「拓真さんがダニエル達を散歩させていたよ」
「へぇ~昨日の罪滅ぼし?」
「まぁ~昨晩は敦司様泊まったようだし。朝食は3人で食べているだろうな」
「あの二人上手くいくといいね」
「何度も言うけど。拓真さんと小陽さんは大丈夫さ。それよりも俺達のコトだ」
私も椅子に座り、向かい合って朝食を食べた。
冬也はワカメを味噌汁を啜り、ご飯を頬張る。
「俺もお前と上手くやっていきたい」
「私だってそう思ってるわよ。でも、昨日両想いだって、分かったばかり。互いに5年待ったけど。そのすぐに・・・Hは・・・30歳のオンナが何言ってんだと冬也は思ってるかもしれないけど」
「俺がお前をその気にさせるよう努めるよ」
「その気はあるんだけど・・・」
「その気があるんなら、俺に全部任せろよ」
「冬也に全部任せる?」
「お前初めてなんだろ?俺は経験あるし、一から十まで教えてやるぜ」
悔しいけど、冬也に全部任せるしかないのよね。隠すモノはもう全部ないのに、この後世に及んで本当に往生際が悪い女。
「夏芽、これからは恋愛ゲーム禁止だ。俺だけを見てろ」
「え、あ・・・」
冬也の独占欲に胸がときめく。リアルな世界のときめきは破壊力満点。
「はい。どうぞ」
「拓真さんがダニエル達を散歩させていたよ」
「へぇ~昨日の罪滅ぼし?」
「まぁ~昨晩は敦司様泊まったようだし。朝食は3人で食べているだろうな」
「あの二人上手くいくといいね」
「何度も言うけど。拓真さんと小陽さんは大丈夫さ。それよりも俺達のコトだ」
私も椅子に座り、向かい合って朝食を食べた。
冬也はワカメを味噌汁を啜り、ご飯を頬張る。
「俺もお前と上手くやっていきたい」
「私だってそう思ってるわよ。でも、昨日両想いだって、分かったばかり。互いに5年待ったけど。そのすぐに・・・Hは・・・30歳のオンナが何言ってんだと冬也は思ってるかもしれないけど」
「俺がお前をその気にさせるよう努めるよ」
「その気はあるんだけど・・・」
「その気があるんなら、俺に全部任せろよ」
「冬也に全部任せる?」
「お前初めてなんだろ?俺は経験あるし、一から十まで教えてやるぜ」
悔しいけど、冬也に全部任せるしかないのよね。隠すモノはもう全部ないのに、この後世に及んで本当に往生際が悪い女。
「夏芽、これからは恋愛ゲーム禁止だ。俺だけを見てろ」
「え、あ・・・」
冬也の独占欲に胸がときめく。リアルな世界のときめきは破壊力満点。