片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「彰成様はずっと小陽さんを狙っていたらしいから・・・」
「狙っていたって何?」
「妻にしたかったんだよ。でも、小陽さんは拓真さんと結婚した」
「彰成様の素行が悪かったのも、小陽さんと拓真さんが結婚した後みたいだし」
「小陽さんってやっぱりモテるんだ」
「あれだけの美人だ。殆ど男が手に入れたいと思うよ」
「もしかして、冬也も含まれている?」
「はぁ?それは・・・まぁー」
冬也は返事に詰まった。
同性の私でもいい女だと思うけど・・・
「私も小陽さんのコト、いい女だと思う」
「お前、同性に興味あるのか?」
「別に・・・憧れと言うか・・・私もあんな風になりたいと思う」
「お前が小陽さんになる。それは無理だな」
「無理って・・・なれるかもしれないじゃない」
「お前は本当に負けず嫌いだな」
「私だって冬也にいいオンナだと思われたいのよ」
「小陽さんよりもいいオンナだと思ってるよ。夏芽」
冬也の瞳が急に甘く煌めく。
そして、そのまま私にキスを落とした。くだらない私の嫉妬の芽はあっさりと摘み取られた。
「狙っていたって何?」
「妻にしたかったんだよ。でも、小陽さんは拓真さんと結婚した」
「彰成様の素行が悪かったのも、小陽さんと拓真さんが結婚した後みたいだし」
「小陽さんってやっぱりモテるんだ」
「あれだけの美人だ。殆ど男が手に入れたいと思うよ」
「もしかして、冬也も含まれている?」
「はぁ?それは・・・まぁー」
冬也は返事に詰まった。
同性の私でもいい女だと思うけど・・・
「私も小陽さんのコト、いい女だと思う」
「お前、同性に興味あるのか?」
「別に・・・憧れと言うか・・・私もあんな風になりたいと思う」
「お前が小陽さんになる。それは無理だな」
「無理って・・・なれるかもしれないじゃない」
「お前は本当に負けず嫌いだな」
「私だって冬也にいいオンナだと思われたいのよ」
「小陽さんよりもいいオンナだと思ってるよ。夏芽」
冬也の瞳が急に甘く煌めく。
そして、そのまま私にキスを落とした。くだらない私の嫉妬の芽はあっさりと摘み取られた。