片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
私達は各々のスマホを弄りながら順番を待つ。
「夏芽はスマホで何してるの?」
「別に」
私は主任の視線を感じて、慌ててゲームアプリを閉じた。
「慌てて…何か怪しい。Hなモノでも見てたのか?」
「違います。そう言う主任こそ・・・」
「外では冬也と呼べ」
「冬也こそ・・・」
「俺はぷにょぷにょしてるだけだ」
冬也は堂々をスマホの画面を私に見せた。
「私だって・・・」
「何しようが勝手だけど…順番が来たみたいだ」
店員の案内で店に入った。
間口は狭いが奥に進むと広い空間が広がる。カウンター席もテーブル席も満員。
私達の座ったテーブルは二人掛け。
隣のテーブルに座るのは私達と同年齢の女性3人組。
お喋りしながらピザを摘まんで赤ワインでカンパイしていた。
とろけたチーズの香ばしい匂いが食欲をそそる。
「お腹空いた・・・何食べる?」
「そうだな・・・」
冬也はメニューを開き、ワインリストを眺める。
「この店のワイン種類が多いぞ」
冬也はビールよりもワイン。
ワインなら冬也に訊けと言うぐらいワイン通だった。
「夏芽はスマホで何してるの?」
「別に」
私は主任の視線を感じて、慌ててゲームアプリを閉じた。
「慌てて…何か怪しい。Hなモノでも見てたのか?」
「違います。そう言う主任こそ・・・」
「外では冬也と呼べ」
「冬也こそ・・・」
「俺はぷにょぷにょしてるだけだ」
冬也は堂々をスマホの画面を私に見せた。
「私だって・・・」
「何しようが勝手だけど…順番が来たみたいだ」
店員の案内で店に入った。
間口は狭いが奥に進むと広い空間が広がる。カウンター席もテーブル席も満員。
私達の座ったテーブルは二人掛け。
隣のテーブルに座るのは私達と同年齢の女性3人組。
お喋りしながらピザを摘まんで赤ワインでカンパイしていた。
とろけたチーズの香ばしい匂いが食欲をそそる。
「お腹空いた・・・何食べる?」
「そうだな・・・」
冬也はメニューを開き、ワインリストを眺める。
「この店のワイン種類が多いぞ」
冬也はビールよりもワイン。
ワインなら冬也に訊けと言うぐらいワイン通だった。