片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「俺の小陽がアイツと・・・」
「彰成様…まぁ、元気出して」
俺は彰成様のグラスに瓶ビールを継ぎ足す。
「俺は諦めを込めて、小陽にポインセチアを贈る」
クリスマスシーズンになると店先を彩るポインセチア。
「ポインセチアの花言葉って何でした?」
「祝福だ。小陽はアイツのせいで、ずっと子供に恵まれなかった。小陽が待ち望んだ子供だ。そのお祝いを込めて贈る」
「彰成様の小陽さんに対する想いは少し狂気じみているけど・・・小陽さんは喜ぶと思う」
「そう思うか?冬也」
「うん」
彰成様が俺の空のグラスに瓶ビールを注ぐ。
「小陽がアイツと離婚、死別した時には俺が小陽とその子供の面倒を見ると伝えておいてくれ」
「えっ!?」
「冬也、頼むぞ」
俺にポインセチアを託した。
「彰成様…まぁ、元気出して」
俺は彰成様のグラスに瓶ビールを継ぎ足す。
「俺は諦めを込めて、小陽にポインセチアを贈る」
クリスマスシーズンになると店先を彩るポインセチア。
「ポインセチアの花言葉って何でした?」
「祝福だ。小陽はアイツのせいで、ずっと子供に恵まれなかった。小陽が待ち望んだ子供だ。そのお祝いを込めて贈る」
「彰成様の小陽さんに対する想いは少し狂気じみているけど・・・小陽さんは喜ぶと思う」
「そう思うか?冬也」
「うん」
彰成様が俺の空のグラスに瓶ビールを注ぐ。
「小陽がアイツと離婚、死別した時には俺が小陽とその子供の面倒を見ると伝えておいてくれ」
「えっ!?」
「冬也、頼むぞ」
俺にポインセチアを託した。