片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
店の扉から出て来たのは同じタワマンの新井さんだった。
右手には大きな紙袋を持っている。
「拓真?」
「季実子??」
「隣に居るのは緑川さんの奥様でしょ?」
「私達は別に・・・」
「それよりもお前の旦那に再三連絡してるのに、連絡が取れないんだ!?どう言うコトだ?」
「さあね・・・」
新井さんは拓真さんを押しのけてスタスタ早足で歩き出す。
「待てよ!?
散々、投資させておいて素知らぬ振りするなよ!」
拓真さんは新井さんを追い駆ける。
「旦那の仕事に関しては私ノータッチなの」
「大体、お前を通して俺に投資話を持ち込んだクセして・・・」
「そう言えば、最初はそうだったわね・・・私に対して罪滅ぼしで旦那に投資してくれたんだっけ?」
右手には大きな紙袋を持っている。
「拓真?」
「季実子??」
「隣に居るのは緑川さんの奥様でしょ?」
「私達は別に・・・」
「それよりもお前の旦那に再三連絡してるのに、連絡が取れないんだ!?どう言うコトだ?」
「さあね・・・」
新井さんは拓真さんを押しのけてスタスタ早足で歩き出す。
「待てよ!?
散々、投資させておいて素知らぬ振りするなよ!」
拓真さんは新井さんを追い駆ける。
「旦那の仕事に関しては私ノータッチなの」
「大体、お前を通して俺に投資話を持ち込んだクセして・・・」
「そう言えば、最初はそうだったわね・・・私に対して罪滅ぼしで旦那に投資してくれたんだっけ?」