片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「小陽のヤツ、明日には退院できる」
「本当ですか?」
「暇な時は遊びに来てくれ」
「はい、喜んで」
大人しく歩いているダニエルが急に立ち止まり、牙を見せて唸り始める。
「ど、どうした?ダニエル」
目の前に現れたのは新井さんとミニチュアダックスフンド。
「季実子・・・」
「朝から仲がいいわね」
「お前…こんな所で呑気に犬散歩させてていいのか?旦那が大変なコトになってるだろ??」
「拓真が投資したお金もフィリピン人の愛人に貢がれたようね・・・」
「俺はお前に投資した金を旦那の代わりに返済しろとは言わない」
「どう言うコトですか?」
「彼女の旦那は投資話を持ちかけて、金を集めて自分の懐に入れてフィリピン人の愛人に貢いでいたのさ。ニュースにもなっている・・・」
「もしかして・・・『帝和銀行』の銀行員が起こした横領事件の犯人の新井修って・・・新井さんの旦那様?」
「そうだ・・・」
「本当ですか?」
「暇な時は遊びに来てくれ」
「はい、喜んで」
大人しく歩いているダニエルが急に立ち止まり、牙を見せて唸り始める。
「ど、どうした?ダニエル」
目の前に現れたのは新井さんとミニチュアダックスフンド。
「季実子・・・」
「朝から仲がいいわね」
「お前…こんな所で呑気に犬散歩させてていいのか?旦那が大変なコトになってるだろ??」
「拓真が投資したお金もフィリピン人の愛人に貢がれたようね・・・」
「俺はお前に投資した金を旦那の代わりに返済しろとは言わない」
「どう言うコトですか?」
「彼女の旦那は投資話を持ちかけて、金を集めて自分の懐に入れてフィリピン人の愛人に貢いでいたのさ。ニュースにもなっている・・・」
「もしかして・・・『帝和銀行』の銀行員が起こした横領事件の犯人の新井修って・・・新井さんの旦那様?」
「そうだ・・・」