片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
颯がソファに腰を下ろすとテーブルに紙を広げた。
「これは俺達の離婚届・・・」
敦司様は区役所に離婚届を提出していなかった。
俺と夏芽はもう赤の他人だと思っていた。
「どうして区役所に提出しなかったんですか?」
「冬也君と夏芽さんには拓真君と小陽が大変世話になった。
私は君達には離婚して欲しくなかった」
「敦司…様」
「冬也君、夏芽さんは一人で君の子を産もうとしている・・・」
「俺は・・・夏芽を捨てて香苗と・・・」
「答えはもう決まっているだろ?」
敦司様は俺の目の前で離婚届を破った。
「このまま、夏芽さんを捨てたら君は一生後悔するぞ。今すぐに、夏芽さんの元に行ってあげなさい」
「冬也さん、俺と一緒に姉ちゃんの元に来て下さい」
「颯・・・」
「これは俺達の離婚届・・・」
敦司様は区役所に離婚届を提出していなかった。
俺と夏芽はもう赤の他人だと思っていた。
「どうして区役所に提出しなかったんですか?」
「冬也君と夏芽さんには拓真君と小陽が大変世話になった。
私は君達には離婚して欲しくなかった」
「敦司…様」
「冬也君、夏芽さんは一人で君の子を産もうとしている・・・」
「俺は・・・夏芽を捨てて香苗と・・・」
「答えはもう決まっているだろ?」
敦司様は俺の目の前で離婚届を破った。
「このまま、夏芽さんを捨てたら君は一生後悔するぞ。今すぐに、夏芽さんの元に行ってあげなさい」
「冬也さん、俺と一緒に姉ちゃんの元に来て下さい」
「颯・・・」