片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「夏芽・・・蛋白尿と浮腫にはなってないか?」
冬也は妙に詳しい。
「今の所は大丈夫だよ。でも、次の検診で出たら、入院だって言われた」
「出たら、妊娠高血圧症候群になっているってコトだな」
「正解」
私は深刻な顔になった冬也の気を緩めようとワザとふざけていると逆に怒られた。
「お前、俺に嘘付いたのか?この間の検診は何もなかったと言っただろ?」
「それは・・・冬也君に余計な心配をかけさせまいと」
お母さんが私を弁護してくれた。
「お義母さんは黙って下さい。これは、俺と夏芽の問題です」
「冬也君・・・」
「夏芽、二人で話がしたい。お前の部屋に行くぞ」
冬也がソファから腰を上げた。
冬也は妙に詳しい。
「今の所は大丈夫だよ。でも、次の検診で出たら、入院だって言われた」
「出たら、妊娠高血圧症候群になっているってコトだな」
「正解」
私は深刻な顔になった冬也の気を緩めようとワザとふざけていると逆に怒られた。
「お前、俺に嘘付いたのか?この間の検診は何もなかったと言っただろ?」
「それは・・・冬也君に余計な心配をかけさせまいと」
お母さんが私を弁護してくれた。
「お義母さんは黙って下さい。これは、俺と夏芽の問題です」
「冬也君・・・」
「夏芽、二人で話がしたい。お前の部屋に行くぞ」
冬也がソファから腰を上げた。