片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
私は冬也に手伝ってもらい、カンナをチャイルドシートに寝かせた。
冬也は助手席、私と後部座席に乗り込む。颯の運転で実家に向かった。
「姉ちゃんもカンナちゃんも無事に退院出来て良かったよ」
「夏芽とカンナが無事でなきゃ、俺は颯に殺されていた・・・」
「冬也!?そんな縁起でもないコト言わないでよ」
「いや、有り得る話だと思う。俺、あのまま姉ちゃんが逝ってたら、冬也さんのコト絶対に恨んだと思う」
「颯まで・・・」
チャイルドシートに寝かせたカンナは車の振動で眠ってしまった。
「赤ちゃんは無邪気なものね」
「赤ちゃんは寝るのが仕事だ」
冬也は助手席、私と後部座席に乗り込む。颯の運転で実家に向かった。
「姉ちゃんもカンナちゃんも無事に退院出来て良かったよ」
「夏芽とカンナが無事でなきゃ、俺は颯に殺されていた・・・」
「冬也!?そんな縁起でもないコト言わないでよ」
「いや、有り得る話だと思う。俺、あのまま姉ちゃんが逝ってたら、冬也さんのコト絶対に恨んだと思う」
「颯まで・・・」
チャイルドシートに寝かせたカンナは車の振動で眠ってしまった。
「赤ちゃんは無邪気なものね」
「赤ちゃんは寝るのが仕事だ」