片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「本当にゴメンなさいね・・・」
「いえ」
「夏芽は本当にそそっかしいから・・・」
「夏芽さんがそそっかしい性格なコトは分かっていますから、安心してください」
「冬也!?」
「本当のコトだろ?」
「いつ、私がそそっかしいと分かったのよ!?」
「そうだな・・・あれは・・・初めての社内旅行かな?間違えて男湯に入って来た時だな」
「あら、夏芽そんなコトしたの?」
「脱衣所に入っただけよ。浴衣を脱ぎかけていた冬也を見て、男湯だと気づいて慌てて出て行ったからね」
冬也は面白おかしく、私すらも忘れていた過去の失敗をお母さんに暴露した。
酔いを冷まそうと行ったお風呂。
時間は深夜で偶々、冬也しかその場には居なかったから、他の皆は私の失態を知らない。
冬也と脱衣所で遭遇しなきゃ、多分男湯に入っていたと思う。
「いえ」
「夏芽は本当にそそっかしいから・・・」
「夏芽さんがそそっかしい性格なコトは分かっていますから、安心してください」
「冬也!?」
「本当のコトだろ?」
「いつ、私がそそっかしいと分かったのよ!?」
「そうだな・・・あれは・・・初めての社内旅行かな?間違えて男湯に入って来た時だな」
「あら、夏芽そんなコトしたの?」
「脱衣所に入っただけよ。浴衣を脱ぎかけていた冬也を見て、男湯だと気づいて慌てて出て行ったからね」
冬也は面白おかしく、私すらも忘れていた過去の失敗をお母さんに暴露した。
酔いを冷まそうと行ったお風呂。
時間は深夜で偶々、冬也しかその場には居なかったから、他の皆は私の失態を知らない。
冬也と脱衣所で遭遇しなきゃ、多分男湯に入っていたと思う。