片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
ACT8♥Wデート
夏芽side~
首が折れそうな位見上げる高さの超高層マンション。
栗原さんのマンションも凄いと思ったけど、その斜め上をいくグレードの高さ。
オートロック、24時間コンシェルジュの常勤は当たり前でエレベーターもキーの差し込み式で対象階にしか停まらない。
同フロアの住民しか立ち入るコトの出来ない徹底ぶり。
「着いたぞ」
副社長たちの住む部屋は最上階の60階。
大理石の床を歩き、奥の部屋へと突き進む。
「ここが俺の部屋だ」
「小陽に誤解されないようにメールしておいたから安心してくれ」
ドアを開けると副社長に向かって大きな犬が飛びかかって来た。
副社長は倒れ込みそうになりながらも犬を受け止め、頭を撫でる。
「ダニエル、元気にしてたか?」
この大きな犬がゴールデンレトリバーのダニエルらしい。
「お帰りなさい。拓真さん」
「小陽も元気そうだな…ショコラにあずきも元気だったか?」
小陽さんと犬3匹が1ヵ月振りに帰った副社長を出迎えてくれた。
栗原さんのマンションも凄いと思ったけど、その斜め上をいくグレードの高さ。
オートロック、24時間コンシェルジュの常勤は当たり前でエレベーターもキーの差し込み式で対象階にしか停まらない。
同フロアの住民しか立ち入るコトの出来ない徹底ぶり。
「着いたぞ」
副社長たちの住む部屋は最上階の60階。
大理石の床を歩き、奥の部屋へと突き進む。
「ここが俺の部屋だ」
「小陽に誤解されないようにメールしておいたから安心してくれ」
ドアを開けると副社長に向かって大きな犬が飛びかかって来た。
副社長は倒れ込みそうになりながらも犬を受け止め、頭を撫でる。
「ダニエル、元気にしてたか?」
この大きな犬がゴールデンレトリバーのダニエルらしい。
「お帰りなさい。拓真さん」
「小陽も元気そうだな…ショコラにあずきも元気だったか?」
小陽さんと犬3匹が1ヵ月振りに帰った副社長を出迎えてくれた。