narcotic
玄関先だというのに、私たちは強く強く、今までの時間を埋め合わせるかのように抱きしめ合った。
そのあと、私たちは晴輝くんの家に向かった。

「「いただきます!」」

一緒に、私の作った卵焼きを食べる。
もう私に拘束具はない。
いらないんだ。

「千秋、愛してるよ」
「私も、愛してる」

END
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