消せない想い



突然訪れた別れに
私は彼のことが
こんなにも好きだったのだと
初めて気づかされた。



私はいつからか
彼を友人としてではなく
愛する人として
ずっと追いかけていたのだろう。



だけど、もう…



私は彼の隣にはいられない。



彼女を見つめる彼の瞳に
もう私は映らない。



彼の隣に私がいることは
これから先もずっとずっと
変わらないことだと思っていたのは
この私だけだった。





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