あやめも知らず




何度も何度も考えた。
なぜ?
なぜ私はここに来たのだろう。


なぜ.........?




意識が朦朧としていたその時、人の足音がした。
ガサガサと、草木をかき分けて。




誰......誰でもいいから......。




「~~~~?~~~!」



絶望した。
全く聞いたことのない言語だった。




< 10 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop