あやめも知らず

義務教育を終え、高校に通うために特待生で入学をした。
元々地頭がいいことは自負していた。

と言っても、上の下程度ではあるが。

元々言語を学ぶことが趣味であった。これを強みに他の勉強も努力することで特待生として入学することが出来た。

将来は翻訳か通訳を仕事になんて思っていた。





──────まさか私が異世界に行ってしまうなんて微塵にも思わなかったんだから。








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