アルコール中毒から救うまで
タイトル未編集

幼い頃の記憶

ふつうの家族だった。

むしろ、少しだけ贅沢をしてたかもしれない。
ふつうに幼稚園にいって、ふつうに遊んで、ふつうに旅行にいって、ふつうに仲の良い家族だった。

一人っ子の私はとても大切にされていたとも思う。

ただ、それは子供の目にはそう映っていただけだった。

でも、そのときまでは気づかなかった。
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