ずっとそばにいて

高校に入ると、ありさとはクラスが別々だった。

人見知りの私には心からの友達が出来ず、学校も休みがちだった

ありさは仲がいい友達もできたみたいで楽しそうで、羨ましいと思った

それでも、休みの日にはありさと遊んだりした

学校のことで私が病み初めて喧嘩っぽいことになっても、中学校みたいに大きな喧嘩までにはならなかった

あれがあってから、お互い喧嘩には気を使ってる

そんな気がした

その思いは的中し

「中3の時に喧嘩してからみあと話しずらくて、正直高1のときはみあといるよりクラスの子と一緒にいる方が楽しかった」

その言葉で何かが壊れた
< 3 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop