ずっとそばにいて


「ただいま…って誰もいないか」

私の親は共働きで誰もいない。帰ってくるのはほとんど無く、毎月通帳に入ってくる親の金だけで生活している

昔は淋しかったりもしたが今ではもうなれた

「ふぅ」

私は電気もつけず布団に顔を埋めた

はぁ…みんないなくなっちゃえ…

そんなことを思いながら、夢の中に落ちていった



「…ん〜……ふはぁ」

あー、私寝てたんだ

電気をつけると、あまりの眩しさに目を顰めた

時計を見ると夜の9時を指していた

「あー。そういえば…」

私グループに招待されてたんだっけ

私はアプリを開いて驚いた

え、何このグル。100人もいんの?
やば…話せる気がしない

ん〜。まぁ、でも、いっか

グループに入ると数人の人が会話していた

やっぱり仲いい人同士喋るよね

ノートをみるとほとんどの人が自己紹介を書いていたから私も書くことにした

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みあです

人見知りですがよろしくお願いします

スタンプかコメくれたら追加してこちゃいきます

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まぁ、でもこうゆうのっていつもスタンプとかこないんだよなー

そう思いながら私はお風呂に入ることにした
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