私達のヘンテコな関係

「へっ？」


「だから！お前のこと好きだから俺はお前を抱いたの！」




「ちょ、待って待って、整理させて？」


「おう」


「あ、あれ？花は？花！」


「もう好きじゃねーし、あいつ葵と付き合ってるだろーが」




ジリジリと颯太がこっちに近寄ってくる。

何でだかわからない。


何故か焦る。



「で、でも、ほら、葵と付き合う報告された時すごいショック受けてたじゃんっ！」


「その時にはもうお前のことが好きだったよ。あいつらが付き合うって報告された時もビックリするくらい何とも思わなかった。ガキの頃からずっと花が好きだったくせに。
それで、時間無駄にしたなって……」



「おおおおおおお前は馬鹿か」



ついにベッドに来た颯太につい”お”が多くなってしまった。