ちび太郎の冒険
 それが唯一、仔猫が本当に「懐かしい思い出」と言える部分でした。

 あとは仔猫にとって、嫌な思い出しか、残っていませんでした。

 でも、あの時に誠 (ご主人様 )に出会っていなかったら、今の暮らしは無かった事でしょう。

 だから、今は仔猫にとって、幸せな日々を贈っています。

 そうこう、仔猫が思い出している間に時間が経っていました!

 そして、誠が一言いいました!

 「ちょっと、公園内を散歩しょう!」と仔猫に言った。

 それで、仔猫は突然の事だったので、呆然としていました!

 そして、仔猫は誠に言いました。

 「ご主人様は、いきなり言うから困るニャ〜」

 「今日は、公園のベンチの上で、ゆっくり昼寝でも出来ると思ったのに!」
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