犬系男子と猫系女子〜my secret〜
「ごめん、唯!」


「大丈夫だよー。」


走ってきたのか髪が乱れてる。


「で?話し何?」


「急だと思うけどさ
唯に彼氏いるって知ってるけど

俺小さい頃から唯が好きだったんだ。」


はい? 
いきなり過ぎでしょ。


「ごめん、汰斗くんがいるか、私……。」


「知ってる。
でも、俺のほうが幸せにするから。
俺のこと選んでくれない?」


無理に決まってるでしょ……。
今でも十分に幸せなんだから。

これ以上の幸せはいないから。
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