犬系男子と猫系女子〜my secret〜
「先輩、唯は俺のです。
手を出ださないでもらっていいですか?」 


「剣崎……。」


「チッ……お互いべた惚れだな。
悪かった。じゃああとは二人で。」


りょうくんは去っていった。


ごめん。ほんとに。

酷いこと言っちゃった。 


幼馴染に戻れないのかな?


「ごめん、俺、小さい男だな。」

ううん、助けに来てくれたから。
私は、それだけですごく嬉しい。


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