いつも隣に君がいた






中には美少女と言われるような男子から人気の高い女の子もいたらしい。









なのに、修司は誰からの告白も受けなかった。










そのせいで、またまた私が修司の彼女説が浮上してきたけれど、それでも私と修司の関係に変化はなかった。










今は周りからは、ただの幼馴染的な存在に思われていると実夏から聞いた。










お、幼馴染.....











それを聞いたときは少しショックだった。










そんなに付き合っていると噂が流れれば、勢いとはいえ、「少しくらいそんな関係になれるかもしれない」ってどこかで期待していた自分がいたから。










なのに、修司はそんな噂に全く動じなかった。









全然変化のない私たちの関係に、やっぱりというように周りは納得し、より友達説を強めることになった。









< 11 / 713 >

この作品をシェア

pagetop