いつも隣に君がいた








「え〜、修司くん、勉強しなくていいのぉ?」









「そうはいっても4人は大変だろ」









「でも、修司くんが試合に出れないの、ヤダよ?あたし.....」










「大丈夫、俺にはこいつがいるから」









修司の大きな手が伸びてきて、私の頭をポンポンする。









っ!!









「ちょっ、何!?」








私は驚いてとっさに修司の手をどかす。









全く会話に入れなかったから油断してた。










いつもはぐしゃぐしゃにするくせに、ポンポンなんて、不意打ちすぎる.....










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