いつも隣に君がいた







「あっ.....」









まだ謝る言葉も決まらないうちに、修司が戻ってきた。










修司は私を見る事もなく、席に座る。










その仕草がいつもより乱暴に感じた。









不機嫌だ......










謝らなくちゃ









でも、なんて?









私とか、林くんたちとかに非があることは分かっている。










けど、何をどう謝ればいいの?









変な事言ってごめんねって?









これからは気をつけるからって?










もし、私の言葉が原因なら、前から積もりに積もった怒りかもしれない。









......火に油注がないかな








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