いつも隣に君がいた







全然気づかなかった......









先生はそんな私に時間をくれた。










「矢宮は授業始まってから一度も話聞いてなかったからな」って言われたけど。










少し時間はかかったけど、例題を見ながらなんとか解いて、黒板に書き写す。










私が席に着くと同時に先生が解説を始めた。










私は先生の目を盗み、修司に「ありがとう」って言う。










「おう.....」










返答はそれだけだった。











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