いつも隣に君がいた
アプリ
家に帰ると急いで部屋まで駆け上がり、ベッドにダイブした。
今日はいつにも増して疲れた気がする。
私はベッドにうつ伏せになったままの状態でスマホの画面を開く。
「えーっと、メッセージアプリ......」
検索してみるとすぐにそれらしきアプリは見つかった。
すぐにそれをダウンロードする。
修司からメッセージ来るかな......
私はそんなことを思いながら体勢を変えて天井を仰ぐ。
その時、体勢を変えようとしたためにスルリとスマホが手から滑り落ちた。
ゴトと嫌な音を立ててスマホはベッドの下へ。
「また傷ついたかも」
うっかりして何度かスマホを落としたから、私のスマホは結構傷だらけ。
急いでベッドの下を覗き込み、スマホに手を伸ばす。