いつも隣に君がいた
キーンコーンカーンコーン
5時間目の予鈴が鳴り響く。
実夏は私のために保健室で氷をもらってきてくれた。
そして、教室に戻っていった。
私は5時間目はここに居ることにする。
こんな顔で戻れないし
キーンコーンカーンコーン
本鈴が鳴り響き、学校中が静まりかえる。
さっきまでの騒々しさが嘘みたいに思えるほど静かだった。
時々、どこかのクラスの先生の声が聞こえてくる。
その声を聞いていたら、サボってるのがばれないかなって不安になってきた。