いつも隣に君がいた








私は再び窓枠に肘をつき中庭を眺める。










ん?










中庭のベンチで誰か寝ている。











誰だろう?










見たことがない人だ。










かなり明るい茶髪に、だるい感じの制服の着こなしをしている。











こう言っちゃ悪いけど、すごく授業サボりそうに見える。










慣れてるのかな?









あのー、そこで寝てたら先生に見つかりますよー?











なんて、心の中で言っても起きるわけないけど......











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