いつも隣に君がいた
私は急いで帰る準備をしながら、なんで7時間目まで授業をサボったかの経緯を実夏に説明した。
「え、寝てたの?」
私の話を聞いて実夏は拍子抜けしたような顔をする。
「......うん」
そう言う私の声は消えかけていた。
ほんと、傍迷惑なやつでごめんなさい!
私は実夏の顔を見れなくて、俯く。
「.......」
......呆れられたかな?
......実夏にまで見放されたかな?
私は実夏の反応を待った。