いつも隣に君がいた
コートの中を駆け回る修司を目で追う。
練習は大変そうで、失敗する時も何度かある。
だけど、私の目に映る修司はどんな時も楽しそうに見えた。
明日にでも、「すごかった」くらいはちゃんと本人に言おうかな
そのまましばらく練習を眺めていた。
どれくらい見ていたんだろう?
結構長い間見ていたと思う
「寒くなってきたし、帰ろっか」
そう言って私たちが帰ろうとした時、グラウンドで集合がかかる。
どうやら、練習が終わったらしい。