いつも隣に君がいた
「........」
「.......」
今日ほど沈黙が辛いと思ったことはないかもしれない。
何か話さなくちゃ......
そう考えれば考えるほど、話題が見つからない。
あの街灯まで行ったら言おう
そう思って何本の街灯を通り過ぎてきただろう......
前にはもう次の街灯が迫ってきている。
「や、やっぱり、修司はすごいね!サッカー上手だね」
極度の緊張のせいか、妙にテンションが高い感じになってしまった。
「........」
修司は黙ったまま何も言わない。