いつも隣に君がいた
.......変に思われたかな?
「サッカー部の期待の星らしいじゃん!?」
フォローのつもりで言った言葉が更に自分に追い打ちをかける。
なんで、いつも通りに話せないの?
「........」
修司はずっと黙ったまま。
「.......」
もう何を言っていいか分からない。
言ったところで変なテンションになるだけだし、たぶん修司も返事はしてくれない。
私は小さくため息を吐く。
地面には私と修司の影がくっつくくらいに近くにある。
なのに、私と修司の距離は全然近くなんてない。