いつも隣に君がいた








「な、何?」









「......そのパーカー」









パーカー?








あ、そういえば、勝手にパーカー着てたの忘れてた









「お前ら、仲よかったの?」









お前ら?









「いや、これは......」









「もしかして、午後の授業出なかったのって、あいつに会ってたから?」









あいつ?









「ちが......」










違う、って否定しようとした時、私の声はかき消された。











「修司く〜〜ん!!」









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