いつも隣に君がいた
「今日、学食でいい?」
「うん」
今日は実夏はお弁当なのに、私に付き合って食堂で食べてくれる。
「私、席取っておくね」
そう言って実夏は席を探しに行った。
私はカウンターでカレーを受け取って、実夏のところへ向かう。
.......けど、
実夏の場所が分からない
あたりをキョロキョロ見回してみても、どこにいるのか見つけられない。
「春依、こっち!」
って実夏の呼ぶ声でようやく見つけられた。